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>> 過去記事一覧   今年はモーツアルト生誕250周年である。世界各地でモーツアルトの曲が頻繁に取り上げられている。シリコンバレーの中心地パロアルトも例外ではない。5月18,19日両日にスタンフォード大学構内のメモリアル教会で記念演奏会が開催された。曲目は18日がモテット「歌え、喜べ、汝、幸いなる魂よ」とハ短調ミサ(K427)、19日がフルートとハープのための協奏曲(K299)とレクイエム(K626)。演奏者はすべてスタンフォードの在校生かOBである。 スタンフォードには音楽学部がある。この学部が主催するFriend of Musicという団体がある。外部者の寄付によって成り立っている非営利法人である。在校生の音楽活動を奨励するのが目的である。筆者も小額ではあるが寄付をしている。在校生による室内楽は週3日のペースで開催されているし、スタンフォード交響楽団の演奏会も年に数回ある。すべて在校生が演奏をする。交響団員に音楽学部の学生は少ない。だが、その水準はかなり高い。 18日は半分ぐらいの入りであったが、19日は満席であった。入場料は10ドル。指揮者はステファン佐野(日系人で音楽学部の助教授)。教会だけあって音響は抜群。皆真剣に聴き入っていた。レクイエムが終わった時に深い感動に包まれた。実際にすばらしい演奏だった。モーツアルトの音楽はどうしてこれほどに心に響くのだろうか。 モーツアルトは1756年にオーストリアのザルツブルクに生まれた。オーストリア東部の小さな町である。父親は宮廷音楽家である。早くから息子の才能を見出し音楽に専念させることにした。だからモーツアルトは小学校にも行っていない。1791年に35歳の若さで死ぬまでの間に600曲を越す作品を残した。 モーツアルトの音楽は一般に「明るい」、「軽く」、「清潔」というイメージを持たれている。これは間違いではないが、それがすべてではない。反対に「暗く」、「深く」、「猥褻な」作品もある。 「モーツアルトの手紙」と題する本がある。モーツアルトが実際に書いた手紙を集めたものである。それを読むと実に天真爛漫で、いつまでも少年のような心をもっていたことがわかる。だが、この手紙には「ウンチ」「おしっこ」「お尻」といった類の表現がたくさん出てくる。ひょうきんな性格であったが、時としてはっとするような悲しさを入れ込むときがある。長調の曲が途中で突然、短調に転調し、また長調に復帰する場合である。 モーツアルトの音楽は全体として軽妙洒脱である。しかし作品番号(K=ケッヘル番号)が400番台に入ったあたりから作風の趣が違ってくる。短調の作品が多く出てくるようになる。ミサ曲ハ短調(K427)、ピアノ協奏曲20番ニ短調(K466)、フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調(K477)、弦楽五重奏曲ト短調(K516)、交響曲40番ト短調(K550)、レクイエムニ短調(K626)と枚挙に暇がない。 同じ短調でも特にニ短調の曲には凄みのある曲が多い。オペラ「ドン・ジョバンニ」(K527)はニ短調主和音の全奏で始まる。ドン・ジョバンニが地獄へ落ちる前の裁きのシーンでこれが再現される。実に不吉な和音である。モーツアルトの最後の作品「レクイエム」もニ短調である。物憂げな主和音で始まり、最後は合唱を含めたオーケストラの主和音全奏で幕を閉じる。人の運命を暗示するかの調性である。 これにはモーツアルトの人生の遍歴が関係しているように思う。25歳のときにザルツブルクの大司教と喧嘩して宮廷音楽家の地位を剥奪される。失意のモーツアルトはウィーンに渡り、そこを活動の拠点にする。作品が認められて時に大金が入ってくることもあったが、金遣いも荒かったらしい。晩年には、生活が窮地に立ち友人から借金を重ねたと言う。 もうひとつ関係してくるのが秘密結社フリーメイソンとの出会いである。フリーメイソンは「自由な石工」という意味である。欧州各地の大聖堂の建築現場を自由に渡り歩く職人である。色々な世界を見ている進歩的な人々の集まりである。詩人ゲーテもメンバーだった。一切の宗教的、国家的、社会的差別を否定し、人類の知的・道徳的な向上をめざしている国際団体であった。“自由、平等、友愛”をスローガンにする哲学的結社である。 モーツアルトは元々カソリック教徒である。28歳のときにこの団体の活動に積極的にかかわるようになりカソリックから遠ざかっていく。フリーメイソンの影響が最も強く出ていると言われるのがオペラ「魔笛」(K620)である。フリーメイソンの影響を受けて以降、声楽曲の中に「愛」「宇宙」といった言葉が頻繁に登場するようになる。こうした曲を聴くと、アジア人の持つ自然宗教的な感覚までをも包摂した普遍的な音楽に聴こえる。 モーツアルトの猥褻性はオペラの中に散見される。オペラ「ドン・ジョバンニ」は強姦シーンで始まるし、女性を誘惑するシーンが沢山出てくる。「フィガロの結婚」(K492)には、花嫁の「初夜の権利」を巡って領主と花婿とが確執するシーンが出てくる。「コシ・ファン・トウッテ」(K588)に到っては、夫の出征中に浮気をして結婚の約束までしてしまう姉妹が主人公である。実に世俗的なのである。 きわどい内容を含みながらも、全体をコミカルにまとめているのが特徴である。ベルディやプッチーニのオペラでは、主人公が死んでしまうケースが多いが、モーツアルトのオペラでは主人公が最後まで生き残ることが多い。歌舞伎で言えば、世話物ではあっても心中物、あだ討ち物ではない。だから鑑賞していて疲れない。 同時に、モーツアルトのオペラには人間観察の鋭さが感じられる。それは男の欲望であったり、女心のいじらしさであったり、夫の過ちを許す妻の寛容さであったりする。現代の聴衆が日々の生活の中で遭遇する場面がそのまま出てくるのである。その上、アリアは歌詞と音楽が絶妙に絡み合って、心の襞(ひだ)を撫でるように音楽が染み入ってくる。これがモーツアルトのオペラが長く愛し続けられる原因であろう。 生涯最後の作品に近くなると、人間の自然な感情だけにとどまらず、因果応報や人間愛が加えられてくる。ドン・ジョバンニの放蕩を窘め、「悔い改めよ」と迫るシーンでは音楽が凄みを帯びて迫ってくる。放蕩者だった自分を諌める言葉であろう。最後のオペラ「魔笛」では、司祭ザラストロが「復讐を乗り越えて人間を愛せ」と謳い上げる。モーツアルトは音楽の中で、人間の持つ「業(ごう)」を表現したかったのではないかと思う。 日本のテレビでもモーツアルトの解説番組がいくつか放映されている。そこでは、モーツアルトの音楽を牛に聴かせると、乳の出が良くなった。植物に聴かせると植物の発育が早くなった。脳波を測定すると精神安定に効果がある、果ては、モーツアルトを聴くと頭が良くなるという話まで出てくる。どうしてモーツアルトの音楽を功利的に使うのだろうか。モーツアルトは墓場で苦笑しているに違いない。 モーツアルトの音楽は心を揺さぶる哲学的な音楽である。モーツアルトの音楽に自分の人生を重ねたという評論が日本にはもっとあってよいように思う。ではスタンフォードのコンサートに列席したアメリカ人は何を感じたのだろうか。 2001年の9月11日以降アメリカは戦争をしている。理由にならない理由でイラクに攻め込み、多くの市民の命を奪った。そしていま、引くに引けない膠着状態に陥っている。ブッシュ大統領もついに、イラク戦争が間違いであったことを認めた。間違った戦争で尊い命を落としたアメリカ人は2500名に達する。死亡したイラク市民はその10倍に達するだろう。 テロへの復讐という呪縛から抜き差しならないところまで追い込まれてしまった。アメリカの犯した罪は大きい。スタンフォードでのレクイエムの演奏は、深いニ短調で終止符を打った。この曲は、いまのアメリカ人に「悔い改めよ」と告げている。◆安藤茂彌氏◆原告は46都道府県に及び、カーナビやDVDレコーダーなど計1086点を落札、入金したが、配達されなかったとして、05~07年に1~3次訴訟を起こした。2008年3月28日ゲイツ会長の講演は最近、業界の将来や技術の未来と言ったITリーダーとしての発言が減り、単刀直入に同社の製品やサービスを紹介する傾向が強くなっている。そのため「近年の講演は深みがない」と言った評判もある。  21階建てのビルと同じように揺れる高さ約21メートル、重さ約1000トンのモデルを震動台にのせ、東海地震と東南海地震が同時に起きたときの名古屋市街地の地震動を想定し、約5分間揺らした。
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